インドの首都ニューデリー 空気が汚くて市民の健康が心配
インドの首都ニューデリーでは、空気を汚くするPM2.5という物質の濃度が高くなっています。8日は今年でいちばん濃度が高くなって、WHOが決めた基準の40倍以上になった所もありました。
PM2.5はぜんそくや気管支炎などの病気の原因になると考えられているため、市民の健康が心配されています。ニューデリーでは、マスクをしたり、顔に布をまいたりして出かける人がたくさんいました。
7日は、ヒンドゥー教の祭りでした。政府は、空気を汚くする花火などを使わないように言っていました。しかし、7日の夜はたくさんの場所で花火などの煙が上がっていました。
政府は今月、ニューデリーの近くで行っている工事や、石炭を使う火力発電所を止めましたが、空気はきれいになっていません。
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