イースター島の人たちが大英博物館に「モアイ像を返して」
イギリスのロンドンにある大英博物館には、高さ2m以上の「モアイ像」があります。モアイ像は、チリのイースター島で17世紀ごろまでに1000ぐらい作られた石の像です。
20日、イースター島の人たちが大英博物館に行って、モアイ像を返してほしいと言いました。島の人たちは、モアイ像には先祖の魂が入っていると信じています。島の人は「今の私たちには体があるだけで、魂はイギリスにあります。子どもたちのためにも返してほしいです」と涙を流しながら話しました。
大英博物館によると、このモアイ像は150年前にイギリスの海軍がイースター島に寄ったときに持って帰った物です。モアイ像は博物館にくる人たちにとても人気があります。
島の人たちは、代わりに同じような像を作って贈ると言っています。博物館は島の人たちと話し合うと言っています。
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