フランスの大統領「2035年までに原発の25%を止める」
フランスのマクロン大統領は11月27日、フランスで今動いている原子力発電所(原発)の25%を2035年までに止めると言いました。フランスでは今58の原発が動いていますが、この中の14の運転を止めます。
フランスでは必要な電気の70%を原発で作っています。マクロン大統領は、この割合を50%に下げると言いました。前の大統領は2025年までに50%に下げると言っていましたが、マクロン大統領は10年遅くしました。
原発を少なくする代わりに、2030年までに風力発電を今の3倍、太陽光発電を5倍にします。そのために毎年9000億円から1兆円ぐらい使う予定です。
ヨーロッパでは、ドイツが原発を全部止めることを決めました。マクロン大統領は「全部止めることは考えていません」と言っています。
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