「工場で働いていた2900人の外国人がやめさせられた」
三重県亀山市にあるシャープの工場では、去年まで3000人ぐらいの外国人が働いていました。外国人たちは、派遣会社から仕事を紹介されて働いていました。
労働組合の「ユニオンみえ」によると、シャープが外国の工場に仕事を移したため、今年2900人の外国人が仕事をやめさせられました。「ユニオンみえ」には、この工場で働いていた外国人から100件以上の相談がありました。
この工場で働いていた日系ペルー人のスズキさんは「派遣会社は長い間働くことができると言っていたのに、今年9月にやめさせられました。働く人を大事にして、もうこんなことをしないでほしいです」と言いました。
シャープは「工場で働く外国人については、別の会社が数を決めて契約しているので、何も言うことができません」と話しています。
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