湖にいる魚から細かいプラスチックのごみが見つかる

海や湖にあるプラスチックのごみは、とても細かくなって水の中にずっと残ります。プラスチックには体に悪い物質が付きやすいため、魚などがプラスチックを食べると、その魚を食べる動物や人にも悪い影響が出る心配があります。
京都大学大学院のグループは、滋賀県のびわ湖にいるわかさぎという魚31匹を調べました。その結果、9匹の体の中から大きさが5mm以下のプラスチックが平均で1.1個見つかりました。
グループによると、日本の湖の魚からプラスチックが見つかったのは初めてです。グループは「見つかったプラスチックはとても少ないので、人が食べても問題はありません」と言っています。
しかし、細かいプラスチックが増える心配があるため、グループは人や魚に影響がないか、湖の周りの市と一緒にこれからも調べることにしています。
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