目が斜視になる子どもが多い スマホと関係があるか調べる

何かを見るとき、右と左の目が違う方向を向いている状態を「斜視」と言います。
静岡県にある浜松医科大学によると、目が内側を向いたまま戻らなくなる斜視の人が3年前から増えています。それより前は1年に2人か3人でしたが、1年に10人ぐらいになりました。特に19歳以下の子どもが増えています。
浜松医科大学の先生は「スマホ(スマートフォン)を使う子どもがとても多くなったころから斜視の子どもが増えています」と言っています。
国の病院の研究グループも「スマホなどを使いすぎると、斜視になったり斜視がひどくなったりする可能性がある」という論文を発表しました。
このため、目の病気を研究している学会が、スマホの使い方と斜視が関係があるか調べることにしました。1000人の医者に協力してもらって、斜視になった子どもがスマホなどを長い時間使っていたか調べます。使う時間を短くしたら、斜視がよくなるかどうかも調べます。
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