タイの認知症の女性が家から640kmの中国で見つかる
タイのチェンライ県に住んでいる59歳の女性は、去年6月、近くに住んでいる息子に会うために家を出ました。そのあと、どこへ行ったかわからなくなりました。この女性は、考えたり覚えたりすることが難しくなる認知症という病気になっています。
約7か月が過ぎた1月の終わりに、この女性は、家から北へ640kmぐらいの所にある中国の昆明で見つかりました。女性がIDカードを持っていたためわかりました。
女性は、20kgぐらい体重が少なくなっていましたが元気そうで、2月15日に飛行機でタイへ帰りました。
女性は「私は息子に会うことができたので、そのあと歩き続けました。おなかがすいたときは、店で食べ物をもらいました」と話しています。
女性の家から中国へ行くまでに、ミャンマーかラオスを通らなければなりませんが、女性がどうやって中国へ行ったかはわかっていません。
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