「テロから守る施設ができない場合は原発を止める」
福島県にある原子力発電所の事故のあと、国は全部の原発を止めました。原発をもう一度動かすためには、安全のために必要な工事をしなければならないと決まりました。
決まりでは、テロから守るために飛行機などがぶつかっても、100m以上離れた所から原発を動かすことができる施設を作らなければなりません。もう一度原発を動かすための工事の計画が国に認められてから5年以内に作らなければなりません。
しかし、九州電力、関西電力、四国電力は工事が遅れていると言っています。
国の原子力規制委員会は24日、予定通りに施設ができない場合は、原発の運転を止める命令を出すと言いました。
鹿児島県にある九州電力の川内原発1号機は、来年3月までに施設を作らなければなりません。しかし会社は、工事が終わるまで2年ぐらいかかりそうだと言っています。
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