広島の原爆資料館が新しくなった
広島市の原爆資料館は1955年にできました。建物が古くなって工事をしていた本館が新しくなって、25日からまた展示を見ることができるようになりました。
1991年から変えていなかった展示のしかたも新しくなりました。本館は4つのコーナーに分かれています。原爆が落ちた1945年8月6日のまちの様子を紹介するコーナーでは、原爆の強い風で曲がった建物の鉄材や、亡くなった子どもたちの服を展示しています。
別のコーナーでは、原爆で亡くなった人たちのことを知ってもらうため、使っていたベルトなどをその人の写真と一緒に展示しています。
原爆資料館は、亡くなった人たちが使っていた物をたくさん展示して、原爆でどんなことが起こったか、今まで以上にわかりやすく伝えたいと考えています。
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