今年「はしか」になった人が去年1年の1.7倍になる

「はしか」は高い熱やせきが出たり、体に赤い発疹が出たりする病気です。ウイルスでうつりやすくて、とてもひどくなることがあります。妊娠している女性がはしかになると、おなかの中の赤ちゃんが亡くなることもあります。
国立感染症研究所によると、5月5日までの1週間に、はしかになったことがわかった人は11人いました。今年、はしかになった人は467人で、去年1年の1.7倍に増えています。大阪府では136人がはしかになりました。東京都や三重県、愛知県などでも多くなっています。
厚生労働省は、4月の終わりから5月の初めの休みの間に、はしかのウイルスがうつった人は、これから熱やせきが出るかもしれないと言っています。そして、高い熱などが出た場合は、まず電話で病院に相談してほしいと言っています。
Original | Permalink |