虐待から子どもを守る仕事をAIが手伝う実験
虐待される子どもが増えていて、子どもを守る児童相談所の職員が足りません。
産業技術総合研究所などは、児童相談所の仕事をコンピューターのAIが手伝う実験を三重県ですることにしました。
実験で使うコンピューターのAIは、三重県で集めた子どもの傷の場所など6000件のデータを覚えています。
職員は、虐待されているかもしれない子どものデータをコンピューターに入れます。AIはその子どもにこれからどのくらい危険がありそうかなどを計算します。職員は、安全な場所に子どもを連れていったほうがいいかどうか早く決めることができます。
実験は、2つの児童相談所にコンピューターを20台入れて、来月から始まります。
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