作らないと決めたフロンガスが中国から出ているようだ
オゾン層は、体に悪い紫外線から私たちを守っています。世界の国は、オゾン層を壊すフロンガスを作ることを、2010年までにやめると決めました。
しかし、世界の空気を調べると、2012年ごろからフロンガスが増えています。イギリスや日本などの研究グループは、特にフロンガスの濃度が高い沖縄県の波照間島と韓国のチェジュ島のデータや風を調べました。
その結果、中国の山東省と河北省の周りからフロンガスがたくさん出ているようだとわかりました。地球で増えたフロンガスの40%から60%ぐらいがこの近くから出ていました。グループは、中国ではまだフロンガスを作っている可能性が高いと言っています。
アフリカや南アメリカではデータを集めていないため、中国以外の国から出ている可能性もあると言っています。
壊れる前のオゾン層に戻す計画が遅れる心配が出てきました。
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