耳に障害がある人が体につけて揺れや光で音を感じる機械
耳に障害がある人も音を感じることができる新しい機械ができました。
この機械は長さが6.5cm、重さが25gで、髪や耳、服につけて使います。中には音を集めるマイクが入っています。周りで音がすると機械が小さく揺れて、髪などに音のリズムや大きさを伝えます。音と一緒に光るLEDも付いていて、揺れと光の両方で音を感じることができます。音の大きさは揺れや光の強さが細かく変わることでわかります。
この機械を使うと、音が聞こえなくても、コンサートで音楽のリズムを感じたり、スポーツの会場で試合を見ている人の大きな声を感じたりできます。
機械を作った富士通は、耳に障害がある子どもたちが通う学校にこの機械をプレゼントします。映画館やスポーツの試合の会場などでも貸すことができるようにしたいと考えています。
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