働く場所での暴力やハラスメントを禁止する国際条約が決まる
国連のILOは21日、スイスで開いた会議で、働く場所での暴力やハラスメントを禁止する国際条約を決めました。
条約によると、暴力やハラスメントは体や心などを傷つけるため、法律で禁止します。仕事の実習に来ている学生やボランティア、仕事を探している人にもしてはいけません。
条約を決めるとき、日本は、政府と働く人たちの団体は賛成に投票しました。しかし、会社を経営している人たちの団体は投票しませんでした。
ILOの187の国は、この条約に参加するかどうかこれから考えます。参加した国は、暴力やハラスメントを禁止する法律をつくります。
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