沖縄県 74年前の戦いで亡くなった20万人のために祈る
太平洋戦争の終わりごろの1945年、沖縄県では激しい戦いがあって20万人以上が亡くなりました。
最後に大きな戦いがあった糸満市の平和祈念公園では23日、亡くなった人たちのために祈る式がありました。式には亡くなった人の家族など5100人が出席して、12時になるとみんなで目を閉じて静かに祈りました。
平和祈念公園では、朝早くからたくさんの人が来て、亡くなった人の名前が書いてある石碑の前で祈りました。77歳の女性は「私は戦争のとき3歳で、姉と一緒に逃げました。そのとき道で亡くなった人を見たことなど、つらい経験を思い出します」と話していました。
沖縄県の玉城知事は式で「平和で安心できる世界をつくるために、沖縄県のみなさんと一緒に努力します」と話しました。
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