57%の家庭が「生活が苦しい」
厚生労働省は去年7月、家庭の収入がおととしどのくらいだったか聞きました。6000ぐらいの家庭が答えました。
おととしの家庭の収入は平均で551万6000円で、その前の年より8万6000円少なくなりました。
収入が平均より少ない家庭は60%ぐらいで、今まででいちばん多くなりました。
生活について聞くと、57%の家庭が、お金が足りなくて生活が「苦しい」と答えました。特に、子どもがいる家庭では62%、お年寄りの家庭では55%が「苦しい」と答えました。
お年寄りの家庭の収入は、全体の平均より200万円以上少なくなっています。厚生労働省は、お年寄りが多くなって、収入が少ない家庭が増えたため、全体の収入の平均が少なくなったと言っています。
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