戦いが原因で亡くなったりけがをしたりした子どもが多くなる
国連は、アフリカなど戦いが続いている所で生活している子どもたちについて調べています。
その結果、去年戦いが原因で亡くなったり、けがをして体に障害が残ったりした子どもは、1万2000人以上いました。2005年に調べ始めてから最も多くなりました。
兵士にされて戦いの場所に連れて行かれた子どもは7000人以上いました。特にアフリカのソマリアやナイジェリア、中東のシリアに多くいました。性的な暴力を受けている子どももいました。アフリカのマリでは、戦いが原因で827の学校が使うことができなくなって、24万人以上の子どもが勉強できなくなりました。
国連のグテーレス事務総長は、戦いをしている人たちに、子どもや市民などを攻撃しないように言っています。そして、子どもの安全を守るためには平和がいちばん大切なので、戦いを終わりにするように言っています。
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