竜巻や突風・雷のときに気をつけること

竜巻や突風、雷は季節に関係なく、いろいろな所で起こります。
1.積乱雲という雲を見たとき
2.竜巻や突風が起こったとき
3.雷が起こったとき
【1.積乱雲という雲を見たとき】
空の上のほうの冷たい空気と下のほうの暖かくて湿った空気がぶつかると、積乱雲という大きな雲ができます。積乱雲ができると、竜巻や突風、雷が起こりやすくなります。

積乱雲が近くに来ると空が急に暗くなって、雷の音が聞こえたり冷たい風が吹いたりします。小さな氷が降ってくることもあります。積乱雲を見たら、安全な場所に逃げてください。
【2.竜巻や突風が起こったとき】
竜巻や突風が起こったときに外にいる場合は、すぐにコンクリートなどでできた丈夫な建物や車の中に入ってください。

建物の中にいる場合は、窓が少ない部屋に行ってください。風で飛んできた物がぶつかって窓ガラスが割れることがあるため、カーテンを閉めて窓から遠い所にいてください。ガラスなどが飛んでくることがあるため、机の下などに入ったほうが安全です。
【3.雷が起こったとき】
雷が起こったときに外にいる場合は、丈夫な建物や車の中に入ってください。建物の中にいる場合は、壁や電化製品から1m以上離れた所にいてください。雷が建物に落ちると、壁や電化製品に強い電気が流れることあります。

雷は木や電柱など高い物に落ちやすいため、木の下はとても危険です。 木や電柱などからは4m以上離れてください。

立っているより座って体を低くしていたほうが安全です。上の絵のようにお尻や手を地面につけないでしゃがんでください。
竜巻や突風、雷の情報はテレビやインターネットなどで知ることができます。
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