がんが見つかってから治療で5年以上生きている人は66%
国立がん研究センターは、2010年までの2年の間に277の病院で「がん」の治療をした57万人について調べました。
治療をした人の中で、がんが見つかってから5年以上生きている人は66%いました。この割合で、どのくらいの人を治療で助けることができたかがわかります。
割合がいちばん高かったのは、男性だけにある前立腺のがんで99%でした。次に高かった乳がんは93%でした。女性だけのがんの子宮体がんは82%、子宮頸がんは75%でした。日本で多い大腸がんは73%、胃がんは72%、ぼうこうがんは70%でした。
5年以上生きている人の割合がいちばん低かったのは、すい臓がんで10%でした。次に低かった肝臓がんは40%、肺がんは41%、食道がんは44%でした。
Original | Permalink |