北海道根室市 さんまがとれなくて市場に出すことができない
北海道の根室市の花咲港は、さんまの漁を行う船が集まる港です。9年続けて日本で1番たくさんのさんまが集まっています。10日、小さい船で行うさんまの漁が始まって、花咲港などから40隻の船が出発しました。
15日までに全部の船が戻ってきましたが、どの船も市場に出すことができる量のさんまはとれませんでした。
専門家は「いつも漁をしている海には今、さんまがほとんど集まっていないと考えられます。さんまは9月下旬から日本の近くに来そうです。小さい船は遠くに行くことができないため特に漁が難しいです」と話しています。
魚などから食品を作る会社の男性は「さんまが全然とれないで船が戻ってきたことは今までありませんでした。会社の経営に問題が出てしまいます」と話していました。
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