北海道の地震から1年 亡くなった人のために花を置いて祈る
北海道で大きく揺れる地震が起こってから、6日で1年になりました。厚真町では、山が崩れて泥などが流れてきて560以上の家が壊れました。地震が原因で病気になった人も足すと37人が亡くなりました。
19人が亡くなった吉野地区には、亡くなった人のために花を置く台が用意されました。亡くなった人の家族や友達が、朝早くから花を置いて祈っていました。
地震で多くの友達が亡くなったという女性は「地震から1年が過ぎましたが、地震があったことが信じられません。亡くなった友達にまた会いたいです」と話していました。
大きな被害があった厚真町、安平町、むかわ町では、今も449の家庭の762人が自分の家に戻ることができなくて、仮設住宅などで生活しています。仮設住宅などに住むことができるのは、来年の秋までです。そのあとに住む場所をどうするか、十分な計画が必要です。
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