関西電力の社長など20人が3億円以上もらう
関西電力の岩根茂樹社長が27日、社長や役員など20人が、去年までの7年に3億2000万円ぐらいのお金や品物をもらっていたと話しました。
お金などを渡したのは、関西電力の原子力発電所がある福井県高浜町の役場で助役をしていた人です。助役をしていた人は今年3月に亡くなりました。この人が、原発に関係する工事をしている会社からお金をもらって、その一部を関西電力の役員などに渡したことが金沢国税局の調査でわかったようです。
岩根社長たちは、金沢国税局に言われて、お金や品物の一部や全部を返したと言っています。岩根社長は「皆様に大きな心配をかけて、申し訳ありません。会社から処分を受けて、給料などの一部を会社に返しました」と話しました。
経済産業大臣は「本当のことだったらとても大きな問題です」と言っています。
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