シリアで毒が入った兵器が使われた可能性

シリアでは政府と、政府に反対するグループの間で戦争が続いています。政府に反対するグループがいるイドリブ県の町で4日、空からの攻撃がありました。この町で活動しているNGOによると、子どもなど70人以上が亡くなって、大勢の人が病院に運ばれました。
攻撃のあと、近くに住んでいる人たちは息が苦しくなったり、吐いたり、体が震えたりしました。NGOは、サリンなどの毒が使われた可能性が高いと考えています。
政府に反対するグループとアメリカやヨーロッパの国は、シリア政府が毒が入った兵器を使って空から攻撃したと言っています。
しかし、シリア政府は毒が入った兵器を使っていないと言っています。ロシアも「シリア政府は、政府に反対するグループの建物を攻撃しました。毒はこの建物の中にありました」と言っています。
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