「エスカレーターは歩かないで止まって乗ってください」
エスカレーターは、安全のために手すりをつかんで、歩かないで止まって乗るのが正しい乗り方です。しかし、歩いて上ったり下りたりする人のために、自分の隣をあける習慣があります。この乗り方では、お年寄りや体に障害がある人は、利用しにくいことがあります。
東京の練馬駅の近くで27日、子どもと親にエスカレーターの正しい乗り方を教える会がありました。子どもたちは、止まって乗ったほうが安全で、2人ずつ並んで乗ったほうが大勢の人が早く利用できることを習いました。
東京では、エスカレーターの左側に止まって乗る人がいて、右側を歩く人が多いです。しかし体の障害などで左の手につえを持っている人は、右の手で手すりをつかむため、右側に立つ必要があります。子どもたちは、つえを持って乗ってみてわかりました。
この会を開いた人は「正しい乗り方でみんなが安全に利用できるようにしたいです」と話していました。
Original | Permalink |