東京で「テレワーク」の実験 会社などに行く人が9.2%減る
政府は、来年のオリンピックとパラリンピックの間、電車や道が混まないようにしたいと考えています。このため、今年7月から9月、東京で、会社に行かないで家などで仕事をする「テレワーク」の実験をしました。
政府によると、実験には2800以上の会社や役所などで働く68万人が参加しました。実験では、月曜日から金曜日に仕事で会社などに行った人は、いつもより9.2%減りました。開会式の会場になる新国立競技場の近くでは9.1%減った所もありました。しかし、海に近い会場の周りでは4.4%だけでした。
7月の終わりごろには、道を通る車を少なくする実験もしました。首都高速道路を通った車は去年の同じときより7%ぐらい、普通の道では4%ぐらい少なくなりました。
政府はこれから、もっと多くの人にテレワークをしてもらうための計画を考えることにしています。
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