チョウが減っている 作物を作らない土地が増えたためか
環境省などは、山や山の近くの村など200ぐらいの場所で木や草、鳥、虫などのデータを集めました。そして、2008年から2017年までのデータを調べると、87種類のうち34種類のチョウは、数が1年に3.5%以上減っていました。このままでは将来この種類のチョウがいなくなってしまうぐらいの速い減り方です。
チョウの中でも特に、日本中にいるミヤマカラスアゲハは1年に平均で31.4%減っています。オオムラサキは16.1%、イチモンジセセリは6.6%減っています。
環境省は、作物を作らなくなった土地が増えたり、家やビルができて環境が変わったりしたためだろうと考えています。
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