目に障害がある女性のマラソン 道下選手が世界記録を出す
2日、大分県であったマラソンの大会で、道下美里選手が目に障害がある女性の世界記録を出しました。道下選手は43歳で、中学生のときに病気で目がほとんど見えなくなりました。安全のため、目が見える人と1本のロープを2人で持って、一緒に走ります。
道下選手は、途中からとても速いスピードで走って、自分が3年前に出した世界記録より早い2時間54分22秒で優勝しました。
道下選手は、4年前のリオデジャネイロパラリンピックで銀メダルをもらいました。今年の東京パラリンピックにも出る予定です。
道下選手は「この大会で勝たなかったら、東京パラリンピックでも勝つことができないと思って走りました。いい記録を出すことができました」と話していました。
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