「生活に満足しているか」 世界の15歳に聞く

OECDは、世界の15歳の子どもたちに「生活にどのくらい満足しているか」を聞いて、0〜10の数字で答えてもらいました。とても満足している場合は10です。日本の高校1年生も6600人ぐらい答えました。
日本の子どもたちの平均は6.8で、この質問に答えた47の国や地域の中で43番目でした。平均が高かったのはドミニカ共和国やメキシコ、オランダなどでした。東アジアの韓国や台湾、香港などは日本より低くなっていました。
「テストがどのくらい心配か」を聞くと、答えた56の国の中で、日本は15番目に高くなりました。「テストで悪い点をとることを心配している」と答えた日本の子どもは82%もいました。
専門家は「日本や東アジアの国では、テストでいい点をとって、レベルが高い学校に入ることが大事だという考え方が強いと思います。このため、生活に満足する子どもがほかの国より少ないのかもしれません」と言っています。
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