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大学院だいがくいんの博士はくし課程かていで研究けんきゅうする学生がくせいが半分はんぶんになる

2020-10-06 17:35:00 +0900 (JST)

今週こんしゅうからノーベル賞しょうの発表はっぴょうが始はじまりました。日本人にっぽんじんは去年きょねんまで２年ねん続つづけてノーベル賞しょうをもらっています。しかし、日本にっぽんでは大学院だいがくいんの博士はくし課程かていで研究けんきゅうする学生がくせいが少すくなくなっています。

博士はくし課程かていの学生がくせいは、いちばん多おおかった２００３年ねんに約やく１万まん２０００人にんいましたが、去年きょねんは６０００人にん以下いかになりました。

人口じんこう１００万まん人にんの中なかにいる博士はくしの数かずは、アメリカやヨーロッパなどでは増ふえていますが、日本にっぽんでは減へっています。いちばん多おおかった２００８年ねんには１３１人にんでしたが、２０１７年ねんには１１９人にんでした。これはアメリカやドイツ、韓国かんこくの半分はんぶん以下いかです。

去年きょねんノーベル賞しょうをもらった吉野よしの彰あきらさんは３３歳さいのとき、賞しょうをもらう研究けんきゅうを始はじめました。吉野よしのさんは「日本にっぽんでは博士はくしになっても、会社かいしゃの給料きゅうりょうなどがほとんど変かわりません。大学だいがくでも若わかい人ひとが長ながい間あいだ研究けんきゅうすることができません。博士はくしになった人ひとが１０年ねんぐらい安心あんしんして研究けんきゅうできるようにすることが大切たいせつです」と話はなしています。