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政府せいふ「処理しょりしてトリチウムが残のこった水みずは薄うすくして海うみに流ながす」

2021-04-13 17:00:00 +0900 (JST)

東京電力とうきょうでんりょくの福島第一ふくしまだいいち原子力げんしりょく発電所はつでんしょでは、2011年ねんに事故じこが起おこってから、放射線ほうしゃせんを出だす物質ぶっしつで汚よごれた水みずが毎日まいにち140ｔずつ増ふえ続つづけています。東京電力とうきょうでんりょくなどは、汚よごれた水みずをきれいにする処理しょりをしていますが、トリチウムなどが残のこってしまいます。

処理しょりをした水みずは、タンクにためていますが、増ふえすぎて困こまっています。政府せいふは13日にち、トリチウムなどが残のこっている水みずに海うみの水みずを足たして、海うみに流ながすことを決きめました。

トリチウムの濃度のうどは、国くにの基準きじゅんの40分ぶんの1、WHOが飲のんでもいいと決きめた基準きじゅんの7分ぶんの1ぐらいに薄うすくします。

政府せいふは東京電力とうきょうでんりょくに、2023年ねんごろに海うみに流ながすことができるように準備じゅんびをするように言いいました。

福島県ふくしまけんで漁業ぎょぎょうをしている人ひとなどは、海うみに流ながすことに反対はんたいしています。このため政府せいふは、安全あんぜんに気きをつけると言いっています。