東京都 豊洲市場を安全にするための案を専門家が説明

東京都の築地市場は古くなったため、新しい豊洲市場に引っ越す予定です。しかし、豊洲市場の地下から体に悪い物質が見つかったため、引っ越すことができなくなっています。
東京都は18日、市場を安全にするために専門家たちが考えた案を、築地市場で働いている人などに説明する会議を開きました。専門家は、地下の土に特別なシートやコンクリートをかぶせる案を説明しました。そのほか、地下から出てくる水を建物の外にしっかり出すと説明しました。
しかし築地市場で働いている人などは、体に悪い物質を国が決めた基準より少なくするという約束を、東京都が守るかどうか強く聞きました。東京都の責任者は「今日は専門家の案を聞くための会議です」と言いました。このため、会議は途中で終わりました。
東京都は今も、体に悪い物質がどのぐらいあるか豊洲市場の地下の水を調べています。
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