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コロナウイルスの病気びょうきのあとの後遺症こういしょうも労災ろうさいになる場合ばあいがある

2021-11-05 12:00:00 +0900 (JST)

仕事しごとが原因げんいんで病気びょうきになったり、けがをしたりしたとき、役所やくしょに労災ろうさい（労働ろうどう災害さいがい）だと認みとめてもらうと、保険ほけんのお金かねをもらうことができます。

国くにによると、仕事しごと中ちゅうに新型しんがたコロナウイルスがうつって労災ろうさいだと認みとめてもらった人ひとは、今年ことし4月がつから9月がつまでに1万まん4000人にん以上いじょういました。この中なかの70％ぐらいは病院びょういんや介護かいごの仕事しごとをしている人ひとでした。

兵庫県ひょうごけんのお年寄としよりの施設しせつで働はたらいている男性だんせいは、去年きょねん12月がつにウイルスがうつって、労災ろうさいだと認みとめてもらいました。男性だんせいはそのあとも体からだがだるかったり、味あじがわからなかったりする後遺症こういしょうが続つづきました。このため、働はたらくことができなくなって、今年ことし8月がつに2度ど目めの労災ろうさいを認みとめてもらいました。

国くには「後遺症こういしょうも労災ろうさいだと認みとめる場合ばあいがあります。国くにの労働基準監督署ろうどうきじゅんかんとくしょに相談そうだんしてください」と言いっています。