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江戸時代えどじだいの人ひとも歯周病ししゅうびょうになった　今いまと違ちがう細菌さいきんが原因げんいんだった

2021-11-05 12:00:00 +0900 (JST)

歯周病ししゅうびょうは、歯はぐきに細菌さいきんが入はいって歯はぐきや歯はを支ささえる骨ほねが溶とける病気びょうきです。

東京医科歯科大学とうきょういかしかだいがくなどのグループが、東京とうきょうの江東こうとう区くで見みつかった江戸時代えどじだいの終おわりごろの人ひとの骨ほねを詳くわしく調しらべました。

5人にんはあごの骨ほねが溶とけている所ところがあって、歯周病ししゅうびょうになっていたことがわかりました。そして、歯石しせきのDNAから24種類しゅるいの細菌さいきんが見みつかりました。しかし、今いまの歯周病ししゅうびょうの原因げんいんになっている細菌さいきんは見みつかりませんでした。調しらべたグループは、江戸時代えどじだいの人ひとの口くちの中なかが今いまとは違ちがって、ほかの細菌さいきんで歯周病ししゅうびょうになったと考かんがえています。

グループの人ひとは「歯周病ししゅうびょうの原因げんいんになる細菌さいきんがどのように変かわってきたのか調しらべて、病気びょうきを治なおすために役やくに立たてたいです」と話はなしています。