「5人の肺からプルトニウムは見つからなかった」

茨城県にある日本原子力研究開発機構の大洗研究開発センターで6日、仕事をしていた5人にプルトニウムなどの放射性物質がかかる事故がありました。原子力機構は8日、1人の肺の中から2万2000ベクレルのプルトニウムが見つかったと言いました。
しかし、千葉県にある放射線医学総合研究所が5人の肺を3回〜4回調べると、プルトニウムは見つかりませんでした。5人は入院していますが、健康に問題は出ていないと研究所は言っています。
原子力機構は、最初に調べたときは5人の体を十分に洗っていなかったため、皮膚にプルトニウムが残っていた可能性があると言っています。
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