「サル痘」というウイルスの病気がヨーロッパなどで増えている
最近、ヨーロッパなどで「サル痘」というウイルスの病気になる人が120人以上見つかっています。どこでうつったかわかっていません。この病気になると、顔や体に発疹が出たり、熱が出てのどが痛くなったりします。
専門家は「アフリカの森にサル痘のウイルスを持った動物がいて、アフリカに行った人がこの病気になることがあります」と言っています。
専門家によると、「天然痘」というウイルスのワクチンが「サル痘」にも役に立ちます。日本では、天然痘がなくなる前の1976年まで、子どもなどがこのワクチンを受けていました。専門家は、ワクチンを受けた人は体を守る免疫が今も残っていると言っています。
そして「安全なワクチンがあるため、サル痘が世界中に広がることは心配しなくていいと思います」と話しています。
Original | Permalink |