幼稚園のバス クラクションで助けを呼ぶことを子どもに教える

静岡県牧之原市で5日、3歳の女の子がこども園に通うバスから出ることができなくなって、熱中症で亡くなりました。それから1週間になった12日も、こども園にはたくさんの人が花や飲み物を持って祈りに来ていました。
埼玉県狭山市にある幼稚園は12日、バスから出ることができないときは、クラクションの音を出して助けを呼ぶことを子どもたちに教えました。
子どもはバスの運転席で、クラクションを手で押す練習をしました。押す力が弱いときのために、ハンドルに座って音を出す練習もしました。子どもには、誰かが助けに来るまで音を出し続けるように教えました。
園長は「これからも、どうやって自分の命を守るかを子どもたちに教えたいです」と話しました。
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