広島市 原爆の被害にあった電車に乗って原爆について知る
広島市で2日、「被爆電車」に乗って、原爆について知るイベントがありました。
「被爆電車」は、1945年に広島市に原爆が落とされたとき、原爆が落ちた場所から3kmぐらいの所を走っていて、被害にあいました。電車はずっと運転していませんでしたが、2年前に直して、また走ることができるようになりました。
イベントでは、40人ぐらいの人がこの電車に乗りました。そして、広島市を走る電車の中で、原爆が落とされたときの話を聞きました。そのときのことを知っている人が「周りが焼けて何もなくなりました。亡くなった人の体を踏みながら一生懸命逃げたという人もいましたが、途中で亡くなった人もたくさんいました」と話しました。
小学生の娘と電車に乗った女性は「自分の目で見て話を聞くことができたので、勉強になってよかったです」と話していました。
Original | Permalink |