富士山に登っている人を避難させる初めての訓練

山梨県などは5日、噴火の危険が高くなったときに、富士山に登っている人たちを避難させるための訓練を初めて行いました。
訓練では高さ3100mぐらいの所にある山小屋の人が、サイレンを鳴らしました。そして、山に登っている人たちに、噴火の危険が高くなったことを知らせたり、気をつけて山を下りるように言ったりしました。
富士山では今まで、駐車場やお土産などを売る店がある5合目の近くで客を避難させる訓練をしていました。しかし、山に登っている人を避難させる訓練をしたことはありませんでした。
山小屋で働いている人は「初めての訓練だったので、うまくできなかったところもありました。どうしたらたくさんの人を早く避難させることができるか考えたいです」と話していました。
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