大腸のがんをコンピューターで見つける

国立がん研究センターとNECは、大腸のがんを見つけて医者に知らせるコンピューターのシステムを作りました。
このコンピューターは、健康な大腸とがんになった大腸の写真を14万枚覚えています。医者が大腸にカメラを入れて検査をするときに、コンピューターが病気を見つけると音を出して、場所を緑色の丸で知らせます。
2014年に日本で大腸のがんで亡くなった人は約5万人で、がんの中で2番目に多くなりました。
国立がん研究センターは、「外国では大腸にカメラを入れて検査をしても、24%のがんを見つけることができなかったという報告があります。このシステムを使うと98%見つけることができます。2019年ごろから試験をしたいと考えています」と話しています。
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