田んぼや畑にイノシシが来ないようにオオカミの人形を置く
千葉県木更津市では、山から出てきたイノシシなどが田んぼの米や畑の野菜などを食べることが増えています。イノシシが来ないようにするため、触ると電気が流れる柵などを使っていますが、2016年度は2200万円の被害がありました。
JA木更津市は、被害があった田んぼに11日からオオカミの人形を置いてみることにしました。
この人形にはセンサーがあって、イノシシなどが近くに来ると、目が赤く光ります。イノシシが怖がって逃げるように、オオカミの鳴き声など18種類の大きな音も出します。北海道でこの人形を使った所では、シカなどがあまり来なくなりました。
JA木更津市は「オオカミの人形でイノシシが少なくなったら、もっと置くつもりです」と言っています。
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