サーロー節子さん 学生に「被爆した人の記憶を伝え続けて」

サーロー節子さんは13歳のとき、広島に原爆が落とされて被爆しました。今91歳でカナダに住んでいます。サーローさんは50年以上、被爆した経験を世界中で話して、核兵器をなくすための活動を続けています。
広島では19日から、7つの国などのトップが集まる「G7サミット」が始まります。15日、サーローさんは卒業した広島女学院大学で学生など500人に話をしました。
サーローさんは「広島で皆さんが『核兵器をなくすためにG7でしっかり話し合ってほしい』と考えていることがわかりました。核兵器をなくして、安全で平和な社会にするために、被爆した人たちの記憶や気持ちを伝え続けてください」と話しました。
話を聞いた学生は「私たちも、広島で起こったことを世界に伝えていきたいです」と話しました。
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