世話をしてきたニホンヤマネを山に返す

ニホンヤマネは13cmぐらいの大きさで、ネズミやリスに似ている動物です。100万年以上前から日本にいて、国の天然記念物になっています。
去年11月、長野県の八ヶ岳にある別荘で、生まれて2か月ぐらいのニホンヤマネが見つかりました。ボランティアの人が世話をして、重さが20gぐらいに増えました。森の中で生きることができる大きさになったため、山に返すことにしました。
17日、八ヶ岳でニホンヤマネをケースから出しました。慣れていない森が怖いのか、少しの間動きませんでしたが、しばらくして草の中へ走っていきました。
ボランティアの人は「食べ物を見つけて、ほかの動物から自分を守って生きていってほしいです」と話しました。
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