人工衛星の「みちびき」を使って自動で走るバスの実験
「みちびき」は、スマートフォンや車などに場所を知らせる人工衛星です。今はアメリカの人工衛星を使っていて、10mぐらい場所を間違えることがあります。日本は来年の春までに「みちびき」も一緒に使って、間違いを10cmより小さくしようと計画しています。
政府は「みちびき」を使って、バスを自動で走らせる実験を、今年11月から沖縄県で行うことにしました。「みちびき」を使うと、値段が高くて性能がいいレーダーやカメラを使わなくても、バスを自動で走らせることができると考えています。
政府は、2020年に東京で行うオリンピックとパラリンピックの会場などで、「みちびき」を使って自動で走るバスを使いたいと言っています。
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