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虐待ぎゃくたいされて入院にゅういんした子こども　行いく所ところがなくて退院たいいんできない

2017-07-24 11:30:00 +0900 (JST)

小児科しょうにかの医者いしゃのグループが、親おやが子こどもを殴なぐったり食たべ物ものをあげなかったりする虐待ぎゃくたいが原因げんいんで入院にゅういんした子こどもを調しらべました。去年きょねんとおととし、入院にゅういんしたあと元気げんきになっても５日いつか以上いじょう退院たいいんできなかった子こどもが、４５４の病院びょういんで３５６人にんいました。

この中なかの１２６人にんについて詳くわしくわかりました。退院たいいんできなかった理由りゆうのほとんどは、家いえに帰かえったらまた虐待ぎゃくたいされるかもしれなくて、ほかに行いく所ところがなかったからです。家族かぞくと一緒いっしょに住すむことができない子こどもたちが生活せいかつする児童じどう養護ようご施設しせつなども足たりません。

１２６人にんの中なかで１か月げつ以上いじょう退院たいいんできなかった子こどもは３７人にんいました。９か月げつぐらい退院たいいんできなかった子こどももいました。０歳さいの子こどもは７１人にん、小学校しょうがっこうに入はいる前まえの子こどもは３０人にんいました。

グループの医者いしゃは「病院びょういんに長ながくいると、子こどもの心こころや体からだの成長せいちょうが遅おくれる心配しんぱいがあります。児童じどう養護ようご施設しせつなどをもっと多おおくする必要ひつようがあると思おもいます」と言いっています。