若い人の「オーバードーズ」 周りの人は理由を考えることが必要

薬を必要な量以上に飲むことを「オーバードーズ」と言います。厚生労働省の研究グループは、熱を下げる薬など、店で簡単に買うことができる薬を飲みすぎて、病院に運ばれた122人について調べました。平均で25.8歳で、いちばん若い人は12歳でした。女性は79.5%、男性は20.5%でした。80%以上の人が家族などと一緒に生活していました。
最近、オーバードーズについて、SNSに書く人が増えています。「薬を飲むと、考えたくないことを考えなくてもよくなる」と話す人もいます。
研究グループの医者は「家族などと一緒にいても、話すことができない悩みを持っている人がいると思います。どうして薬を飲みすぎてしまったのか、周りの人は考える必要があります」と話しています。
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