地震で被害を受けた会社 別の場所で日本酒をつくり続ける

能登半島地震では、日本酒をつくる会社も被害を受けました。
石川県能登町にある「松波酒造」という会社では、お酒をつくる建物が壊れました。しかし、中にあった約3tの米や、瓶に入れた日本酒は大丈夫でした。
この会社の金七聖子さんは、石川県の別の市にある会社に頼んで、自分の会社の米を使って、日本酒をつくり続けることにしました。

29日には、近くに住む人やボランティアの人と一緒に、米を車にのせました。
金七さんは「この米で、今年も日本酒をつくることができると思うと希望を感じます」と話していました。
能登半島地震では、11の会社で日本酒をつくることができなくなっています。この中の3つの会社が、別の会社に米などを運んで、日本酒をつくることにしています。
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