Single Story

New: Download all stories of February 2024 as EPUB

墨すみを出だして愛あいを伝つたえるイカ 自分じぶんをはっきり見みえるようにする

Story illustration

東京大学とうきょうだいがく大学院だいがくいんの中山新なかやまあらたさんたちのグループは、エゾハリイカというイカについて研究けんきゅうしました。そして、雄おすが雌めすに愛あいを伝つたえるとき、墨すみを出だすことがわかりました。

グループによると、雄おすは特別とくべつな2本ほんの腕うでで雌めすを長ながい時間じかん触さわったり、小ちいさな墨すみの塊かたまりを出だしたりしました。最後さいごに墨すみをたくさん出だして、周まわりを暗くらくしたあと、自分じぶんの体からだを白しろくはっきり見みえるようにして、雌めすに愛あいを伝つたえていました。

グループの東京大学とうきょうだいがく大気海洋研究所たいきかいようけんきゅうしょの岩田容子いわたようこ准教授じゅんきょうじゅは「イカが普通ふつうは敵てきから逃にげるとき使つかう墨すみを、愛あいを伝つたえるために使つかっていて、すごく驚おどろきました。愛あいを伝つたえたいと思おもったら、自分じぶんをはっきり見みえるようにする舞台ぶたいをすぐ作つくることができるのはすごいです」と話はなしていました。