日本銀行 マイナス金利をやめることを決めた
日本銀行は2016年から、普通の銀行が日本銀行にお金を預けると、利子がマイナスになる「マイナス金利」を行ってきました。銀行がお金を預けるのではなくて、会社などにたくさん貸すようにして、経済を元気にするためです。
日本銀行は19日、マイナス金利をやめると発表しました。働く人の給料と物の値段が少しずつ上がって、経済がよくなっていくと考えたためです。
発表のあと、大きな銀行は普通預金の利子を上げることを決めました。家を買うために銀行から借りるお金や、会社が借りるお金の利子も上がるかもしれません。
世界では、ヨーロッパの国がマイナス金利を行ったことがありますが、今まで続けていたのは日本だけです。マイナス金利をやめても、物をたくさん生産したり給料を上げたりして、経済をよくしていくことができるかが大事になっています。
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