輪島市 地震で被害を受けた寺で彼岸の墓参り
日本では毎年、春と秋に「彼岸」があります。彼岸には、墓に行って先祖に祈る「墓参り」をします。
石川県輪島市にある寺では、1月の能登半島地震でたくさんの墓が倒れたり場所がずれたりする被害がありました。地震から2か月以上過ぎた今もそのままになっています。
20日、近くの人たちが彼岸の墓参りに来ました。倒れた墓に花を飾って、静かに祈りました。
夫婦で来た人は「地震で家が壊れましたが、家族にけがはありませんでした。先祖にありがとうと言いに来ました」と話しました。別の男性は「まちが前のように戻るために、先祖に力を貸してほしいと祈りました」と話しました。
寺の人は「今年は墓参りの人が少なくて寂しいです。早くまちの人が帰ってきてほしいです」と話していました。
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