パンダの「タンタン」が死んだ 人の年齢で100歳
神戸市の王子動物園で3月31日、パンダの「タンタン」が死にました。タンタンは28歳の雌で、人の年齢にすると100歳ぐらいでした。動物園によると、日本にいるパンダでいちばん年齢が上でした。
タンタンは1995年に中国で生まれました。阪神・淡路大震災のあと日本の人たちが元気になることを願って、2000年に神戸市に来てもらいました。
タンタンは、ささを食べたりのんびりしたりするのがかわいくて、人気がありました。動物園は、タンタンを中国に返す約束を何度も延期してもらいました。2021年に心臓の病気が見つかって、治療を続けていました。
大阪の女性は「自分が子どものころから見ていました。元気になりたいとき会いに来ていたので、寂しいです。タンタン、ありがとう」と話しました。
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